イーピーエスは、1991年5月の創立から30年以上に渡り、「CRO」のリーディングカンパニーとして業界を牽引してきた企業だと自負していますが、そもそもこの「CRO」とは一体どんなことをする企業なのでしょうか?
CROは“Contract Research Organization”の頭文字をとったもので、日本語では「医薬品開発業務受託機関」と言います。
製薬会社が医薬品を開発して承認されるまでには、とても長く多岐にわたる道のりをたどる必要があります。
また承認された薬が販売された後も、適正な使い方を広めるとともに、より安全で効果のある薬へと改良をするために育薬という活動が続きます。そうしたプロセスにおいて求められるさまざまな業務を代行・支援し、製薬会社とともに医薬品開発を行う企業、それがCROです。
CROの代表的な業務として、臨床試験のモニタリング、データマネジメント、統計解析、安全性情報の管理などがありますが、製薬会社への支援はそれにとどまらず、医薬品の基になる化合物の管理や創薬標的の探索支援、プロジェクトマネジメント、各種コンサルティングなど、幅広く多様な領域に及びます。さらに、薬の製造販売を行っている企業もあります。
当社の業務も、基本理念に 「価値あるソリューションの創出を通じて、健康産業の発展に貢献する」 と掲げている通り、製薬会社への支援だけでなく、健康産業領域全般に広がりを見せつつあります。
医薬品開発支援と聞くと、理系の仕事?と思われるかもしれませんが、イーピーエスでは理系・文系問わずご活躍いただいています。
最後に、CROの仕事は、社会貢献性が高くとてもやりがいがある仕事です。
少しでも多くの方が、この業界の魅力に気が付いていただけたら嬉しく思います。