CSR活動 社会から信頼される企業であり続けるために社会的責任を果たしてきます

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EcoVadisのサステナビリティ調査において「シルバーメダル」を継続取得

イーピーエスは、国際的なサステナビリティ評価機関であるEcovVadis社が実施する2024年サステナビリティ調査において、上位15%の企業に与えられる「シルバーメダル」を継続取得しました。

EcoVadisは、世界180カ国、13万社以上の企業評価を実施する、サステナビリティ・サプライチェーン評価会社で、企業の社会的責任(CSR)における取り組みを「環境」「労働と人権」「倫理」「持続可能な調達」の4テーマで評価しています。

イーピーエスは、前回の評価から取り組みの幅をさらに広げ、人権方針の制定や労務環境の見直し、腐敗行為防止対策の強化を行ってまいりました。その結果、特に、「倫理」および「労働と人権」分野において特に高く評価され、「シルバーメダル」を取得しました。

考え方と推進体制

イーピーエスは、臨床試験の受託等を通じて医薬品・医療機器の開発をサポートしています。新薬開発に携わり、また人財を最大の経営資源とする事業特性を踏まえ、コンプライアンス、品質保証、情報セキュリティ、人的投資を特に重視して事業を営んでいます。
企業の社会的責任(Corporate Social Responsibility: CSR)に対する社会的要請が一層高まる中で、より体系的な、バランスの取れたCSR活動が必要です。そこで、イーピーエスはCSRの強化に向けて、国際標準に則した活動を目指して、国際標準化機構(International Organization for Standardization: ISO)のISO26000「社会的責任に関する手引き」に準拠してCSR活動の継続的改善に努めて行きます。

イーピーエスのCSR活動の枠組み

イーピーエスの基本理念

価値あるソリューションの創出を通じて、健康産業の発展に貢献します。 イーピーエスの基本理念

CSR重点活動

コンプライアンス

リスク・コンプライアンス担当部署が中心となり、コンプライアンスを徹底していくための体制整備や施策を推進しています。法令遵守の取り組みとして各種規定の作成、コンプライアンス理解の取り組みとして研修や情報発信をしています。

品質保証活動

CRO業務は、安定したサービス品質の確保がとりわけ重要です。イーピーエスでは、品質マネジメント委員会が中心となり、品質保証活動に関する課題を検討し、品質マネジメントシステムの改善、教育研修による従業員の品質意識の向上等を図っています。

品質方針
認証規格 ISO 9001:2015/JIS Q 9001:2015 ISO 9001:2008/JIS Q 9001:2008 認証ロゴ
認証取得事業者 イーピーエス株式会社
認証登録範囲 医薬品、医療機器、再生医療等製品、保健機能食品のCRO業務、
医薬品、医療機器、再生医療等製品、保健機能食品のCRO業務に付随する検査業務
認証有効期限 2024年12月8日

ISO 9001:2008/JIS Q 9001:2008 認証ロゴ

情報セキュリティ

CRO業務は、お客様の開発にかかわる情報や被験者情報等を取り扱うため、情報セキュリティがとりわけ重要です。イーピーエスでは、品質マネジメント委員会が中心となり、情報セキュリティインシデント低減のための施策を検討し、情報セキュリティマネジメントシステムの改善、セキュリティの強化、教育研修による従業員のセキュリティリテラシー向上等を図っています。

情報セキュリティ方針
認証規格 ISO/IEC 27001:2013/JIS Q 27001:2014 SO/IEC 27001:2013/JIS Q 27001:2014 認証ロゴ
認証取得事業者 イーピーエス株式会社
認証登録範囲 医薬品、医療機器、再生医療等製品、保健機能食品のCRO業務、
医薬品、医療機器、再生医療等製品、保健機能食品のCRO業務に付随する検査業務
認証有効期限 2024年12月8日

SO/IEC 27001:2013/JIS Q 27001:2014 認証ロゴ

人的投資

臨床試験等の受託や専門スタッフの派遣を主業務とするイーピーエスにとって、人財は最も重要な経営資源です。人財を会社の財産ととらえ、その育成に早くから力を注いでいます。一般研修、専門研修、部内研修という3つの柱で研修体系を確立し、高い技能とビジネス志向を持つ人財を育成しています。

研修体系の概要
  • 一般研修 社会人としてのビジネスマナー、基本的な業務遂行・管理のスキル、人事評価等、各階層に求められるマネジメント力の向上と期待される役割の認識を目的とした階層別研修、およびそれに付帯するCSR、コンプライアンス、FCPA、語学等の目的別研修
  • 専門研修 CRO 業務の各種職務遂行に必要な専門知識(科学的・臨床的知識、法規制等の知識、専門技術および技能等)の習得を目的とした研修。基礎的研修として全職種で共有する全社共有専門研修と、職種ごとに実施する職種別専門研修
  • 部内研修 上記のほかに、事業部・部署ごとに実施する所管業務に必要な教育研修

EPSグループの社会貢献活動事例

災害支援(EPSホールディングス)

特定非営利活動法人への活動支援
「事業以外でも継続的に社会に貢献したい」との社員の声に応え、特定非営利活動法人ジャパン・プラットフォームに賛助会員として参加、寄付を行い支援しています。グループ従業員一同、自然災害等で被災された方々が、一刻も早く健康的な日常を取り戻すために、少しでも力になれればと願っております。
ジャパン・プラットフォームは、NGO、経済界、政府が対等なパートナーシップのもとに協働し、2000年に発足した日本の緊急人道支援のしくみです。

災害支援

ジャパン・プラットフォームに加盟するNGOのスタッフ医師が台風の被災者を診療する様子・バヌアツにて(C)HuMA

障がい者雇用(イーピービズ)

障害者雇用特例子会社事業(2018年10月19日認可)の運営
障害のある人が就労できる環境や多様な働き方を整備するために、健康産業への貢献を目指すEPSグループの方向性なども含め、HATARAKU LAB. を発足しました。HATARAKU LAB. は、障害をもつ人たちと集い、力をあわせ、心をあわせ働く場所です。

ともに考え、ともに働き、ともに笑う

  • 一人ひとりの生き方にあわせた「働く」を創りだす
  • 多種多様な人たちが集い社会参加できる共生の場を創りだす
  • 今までとは違った働き方(働く場)を創りだす
障がい者雇用

埼玉県熊谷農地にて、HATARAKU LAB.スタッフが農作業に従事する様子

自治体との包括連携協定(イーピーエス)

ヘルスケア・社会福祉領域を主な対象とし、茨城県土浦市と包括連携協定を締結
近年、人口減少や超高齢社会といった社会課題を解決するために、各自治体や企業、団体との間で連携する動きが広がりを見せています。本協定は、イーピーエスと土浦市、それぞれが有する知見や人的・物的資源を有効に活用し、各種事業を推進することで、地域の様々な課題に迅速かつ適切に対応するためのものであり、主に同市の災害対応及び健康増進に資することを目的としています。

自治体との包括連携協定