ニュースリリース(詳細)
患者に寄り添うバーチャル治験の実現をテーマにWebセミナーを開催
2021年7月12日
イーピーエス株式会社
イーピーエス株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:佐々明、以下、EPS)とメディデータ・ソリューションズ株式会社(本社:東京都千代田区、日本法人責任者:西基秀以下、メディデータ)は、「EPS×Medidata共催ウェビナーシリーズ」の第2弾として、患者に寄り添うバーチャル治験の実現をテーマにWebセミナーを2021年6月23日に開催いたしました。
当セミナーへの参加人数は429名となり、患者中心のバーチャル治験への関心度の高さがうかがえるセミナーとなりました。
今回のWebセミナーでは患者中心の治験を強力にサポートする患者ポータル「myMedidata」の魅力と患者ポータルを実際に治験に導入する際に発生し得る課題を「患者」、「医療機関」、「スポンサー」毎にご紹介するとともに、各課題に対してEPSが考える解決法を提案いたしました。
メディデータのITソリューションの経験とEPSの蓄積してきた臨床試験の経験をもとに、患者ポータルを導入した際の魅力の紹介と課題に対する具体的な解決策を提案いたしました結果、Webセミナー視聴者による満足度調査では、「満足」と「やや満足」の合計が79.9%となる評価をいただきました。
また、これまで大変ご好評いただいておりますセミナー当日に多くいただいたご質問を取り上げて紹介する「Q&Aに関するフォローアップセミナー」を2021年7月28日に開催いたします。
フォローアップセミナーでは、患者ポータルを活用したフルリモートによる電子的同意取得プロセスに対するPMDAの見解やシステム面、運用面に対するご質問に具体的に回答していく予定です。
EPSはバーチャル治験を推進する「Virtual Go」構想をスタートさせており、治験のバーチャル化の普及と実現に向けた活動の一つとして、今後もメディデータとともに「EPS×Medidata共催ウェビナーシリーズ」を定期的に開催していきます。
EPSの「Virtual Go」構想
EPSは臨床試験業務を支援するリーディングカンパニーとして、これまで培ってきたデータサイエンスに関する専門性や豊富な経験・実績をもとにバーチャル治験を推進していく「Virtual Go」という構想を進めています。
「Virtual Go」とはEPSがバーチャル治験を推進していくためのサービス総称です。
「被験者が施設へ訪問しなくてもよいバーチャル」と、「CRA*1が施設へ訪問しなくてもよいバーチャル」を念頭に、eConsent*2をはじめとした、オンライン診療、DDC*3、eCOA*4、ウェアラブルの活用、治験薬配送、訪問看護、検体回収など様々なスキームについて、試験デザインや疾患領域に合わせてEPSがトータル的に提案・運用・管理を行い、バーチャル治験を推進します。
メディデータのmyMedidata
すべての患者アクティビティを一か所に集めた、患者ポータル「myMedidata」は、患者がリモートで臨床試験に登録・参加することを可能にします。業界をリードする Rave EDC プラットフォーム上に構築された myMedidata は、メディデータの患者向けソリューションのすべての機能を拡張します。電子的同意取得(eConsent)と臨床アウトカム評価(eCOA)、ウェアラブルおよびその他のバイオセンサーによる重要なデータの収集(Sensor Cloud)、COVID-19 症状追跡、治験責任医師とのライブビデオによるビジット、患者レジストリ、ウェブベースのポータルを通じたハイブリッド試験やバーチャル試験の実現などが可能です。myMedidataを使用することで、患者はインターネットに接続されたあらゆるデバイスを使って、フォームへの入力、医療機関スタッフとのビデオビジット、試験関連タスクのリマインダーや通知の受信、結果へのアクセスを簡単に行うことができます。
イーピーエス株式会社について
イーピーエス株式会社は1991年に事業を開始し、治験やPMS*5を中心とした臨床試験を総合的に支援するCRO*6です。臨床試験を推進する機能のすべての入口となる「Trial GATE」というコンセプトに基づき、これまでの豊富な実績で培ったデータサイエンスの専門性とデジタル技術を活かし、顧客ニーズに応える新たなモデルを提案していきます。
メディデータ・ソリューションズ株式会社について
メディデータは、より多くの患者さんの希望を実現できるよう、ライフサイエンス分野におけるデジタルトランスフォーメーションを推進しています。新しい治療の価値最大化、リスク最小化、アウトカム最適化のために、製薬企業、バイオテクノロジー企業、アカデミア、医療診断・機器メーカーなどが日々取り組んでいる研究において、エビデンスを見出し、新たなインサイトを獲得できるよう支援しています。メディデータが提供しているClinical Cloud Platformは、1,700社以上のライフサイエンス企業や団体に採用され、100万人以上の認定ユーザーが利用しており、臨床開発、コマーシャルさらにはリアルワールドデータの活用において世界で最も使われているプラットフォームです。メディデータは、米国ニューヨークに本社を置く、ダッソー・システムズ(ユーロネクスト・パリ:#13065、DSY.PA)の傘下のグループ企業であり、世界各国に拠点を置き、各国またはグローバルでの臨床試験ニーズにお応えしております。より詳細な情報はwww.medidata.com/jp、LinkedIn / Facebookの日本語公式アカウントページなどをご覧ください。
Medidata および Medidata Rave は、ダッソー・システムズ(ユーロネクスト・パリ: #13065, DSY.PA)傘下のMedidata Solutions, Inc.の登録商標です。
- *1:CRA(Clinical Research Associate(臨床開発モニター))
- *2:eConsent(Electronic Consent(電子的同意取得))
- *3:DDC(Direct Data Capture(電子的な記録データの直接収集))
- *4:eCOA(Electronic Clinical Outcome Assessment(電子臨床アウトカム評価))
- *5:PMS (Post Marketing Surveillance(製造販売後調査))
- *6:CRO(Contract Research Organization(医薬品開発業務受託機関))
【本件に関するお問い合わせ先】
イーピーエス株式会社
管理センター 総務室 広報担当
E-mail: koho@eps.co.jp