ニュースリリース(詳細)
CRO事業 組織再編に関するお知らせ
2022年2月17日
イーピーエス株式会社 代表取締役 佐々 明
EPクルーズ株式会社 代表取締役 佐久間 健次
株式会社EPクロア 代表取締役 佐々 明
イーピーエス株式会社(以下「イーピーエス」)、EPクルーズ株式会社(以下「クルーズ」)及び株式会社EPクロア(以下「クロア」)は、イーピーエスを存続会社とする吸収合併により、統合することといたしましたので、お知らせいたします。
1.組織再編の目的
EPSグループは創立30年を迎えた昨年、MBO(マネジメント・バイ・アウト)を実施し、「新しいEPS」に向けて動き出しております。本再編はその取り組みの一つとなります。
再編対象三社はこれまで、各社の特色を活かしながら事業を展開し、それぞれ一定の事業基盤を築いてまいりました。しかし昨今、CROを取り巻く事業環境は大きな変化を見せています。
リアルワールド分野においては、医薬品開発の延長線上にある製造販売後調査やファーマコビジランスに加え、レセプト、電子カルテ、PHR(Personal Health Record)や患者レジストリなど、日常実臨床データの利活用が広がりを見せています。治験分野では、コロナ禍を背景に、国内においてもDCT(Decentralized Clinical Trial)の普及が現実味を帯び始めています。更に、治験の対照群データとして、患者レジストリデータの活用が実用段階に来ており、今後、治験とリアルワールドとの垣根は低くなっていくと予想されます。
一方、本邦のヘルスケア政策に目を転じると、歯止めがかからない医療費増加傾向を背景に、「治療」の進歩と並行して「未病・予防」の重要性が高まっており、各自治体との協働による受診勧奨等の事業創出機会が増しております。
上述の課題に取り組む上で共通しているのは、ICTやAI等の新しい技術が必要であるという事です。本再編は、医薬品開発支援サービス中心のイーピーエス、アカデミア向けサービス中心のクルーズ、確かなIT技術を有するクロアのそれぞれに分散された経験やノウハウを集合させる事により、新しい時代に即したソリューション創出を促進させる事を目的としています。
MBO後の今、EPSグループは今一度創業の精神と活力を呼び覚まし、新領域への果敢な挑戦を通じて、健康産業の更なる発展へと貢献いたします。
2.組織再編の効力発生日(予定)
- (1)イーピーエスとクルーズの吸収合併
- 2022年4月1日(金)
- (2)イーピーエスとクロアの吸収合併
- 2022年7月1日(金)
3.組織再編の当事会社の概要
存続会社 | 消滅会社 | 消滅会社 | |
---|---|---|---|
名称 | イーピーエス株式会社 | EPクルーズ株式会社 | 株式会社EPクロア |
所在地 | 東京都新宿区下宮比町2番23号 | 東京都新宿区新小川町6番29号 | 東京都新宿区新小川町6番29号 |
代表者 | 代表取締役 佐々 明 | 代表取締役 佐久間 健次 | 代表取締役 佐々 明 |
事業内容 | 医薬品開発支援事業 製造販売後調査支援事業 安全性情報管理支援事業 |
臨床研究支援事業 医師主導治験等支援事業 患者レジストリ構築事業 |
医薬品開発支援事業 製造販売後調査支援事業 安全性情報管理支援事業 |
従業員数* | 2,328名 | 388名 | 557名 |
資本金 | 100百万円 | 100百万円 | 90百万円 |
株主 | EPSホールディングス株式会社(100%) | EPSホールディングス株式会社(100%) | イーピーエス株式会社(100%) |
*2022年1月現在
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【本件に関するお問い合わせ先】
イーピーエス株式会社
管理センター 総務室 広報担当
E-mail: prj-epskoho@eps.co.jp