ニュースリリース(詳細)

統計シグナル推論モデルの
生成・推定値の算出方法について特許を取得~投与例の少ない医薬品の統計シグナルをAI/ML(機械学習)で推論~

2022年11月9日
イーピーエス株式会社

医薬品開発支援のイーピーエス株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:佐々 明)は、グラフ畳み込みニューラルネットワークを使った統計シグナル推論モデルを生成するための方法、および統計シグナル推定値を得るための方法に関して、特許を取得したことをご報告いたします。

特許概要

特許番号:
第7105846号
特許登録日:
令和4年7月14日
発明の名称:
統計シグナル推論モデルを生成するための方法、並びに、当該統計シグナル推論モデル用いて統計シグナルの推定値を得るための方法、システム及びプログラム

シグナルとは

世界保健機関(WHO)では、「これまで知られていないか根拠が不十分な有害事象と医薬品との因果関係の可能性について報告された情報」 と定義され、今日の医薬品安全対策において重要な情報として認識されています。主要な各国の規制当局では、医薬品の有害事象データベースから健康被害を引き起こす恐れのある医薬品と有害事象の組み合わせを検出するため早期よりこのシグナルを利用しています。

イーピーエス株式会社について

イーピーエス株式会社は1991年に事業を開始し、治験やPMS*1を中心とした臨床試験を総合的に支援するCRO*2です。臨床試験を推進する機能のすべての入口となる 「Trial GATE」 というコンセプトに基づき、これまでの豊富な実績で培ったデータサイエンスの専門性とデジタル技術を生かし、顧客ニーズに応える新たなモデルを提案していきます。

【本件に関するお問い合わせ先】

イーピーエス株式会社 広報戦略室
E-mail: koho@eps.co.jp

  • *1 PMS:Post Marketing Surveillance(製造販売後調査)
  • *2 CRO:Contract Research Organization(医薬品開発業務受託機関)