ニュースリリース(詳細)

レイサマリー/PLSをテーマにWebセミナーを開催

2024年8月23日
イーピーエス株式会社

イーピーエス株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役 山田 剛久、以下「EPS」)は、患者さんへの情報提供ツールであるレイサマリー※1/PLS※2をテーマに、2024年8月7日にWebセミナーを開催いたしました。

EPSでは製薬企業向けに、「2024 夏 Webinarシリーズ」として、8月から9月にかけ全6回のウェビナーを計画・開催しており、今回は、その第一回セミナーの開催報告になります。

セミナー告知バナー

本セミナーへの参加人数は442名となり、レイサマリー/PLSの作成や、患者さんに情報提供をする取り組みに対する製薬企業の興味の高さがうかがえました。

セミナーでは、レイサマリーに関する国内外の規制およびガイドラインや、作成上の課題のほか、当社の患者参画支援ソリューション「Voicebook」の概要と活用事例も紹介しました。

セミナー参加者への満足度調査(n=137)では、「満足」と「やや満足」の合計が83.2%と高い評価をいただきました。

セミナー開催後の満足度調査

セミナー参加者へのアンケートの中で、患者参画への取り組み状況を聞いたところ、「既に取り組んでいる」と「今後取り組みたいと考えている」の合計が83.2%となり、患者参画が広く進められてきていることが分かりました。

取り組み

EPSは今後も「Voicebook」を通じて、製薬企業が、医薬品開発のパートナーである患者さんの声を直接聞く機会を提供し、治療に関する患者さんのニーズをより深く理解することを支援してまいります。

患者参画支援ソリューション「Voicebook」

「Voicebook」は、患者さんの声を重視した医薬品開発や患者さんへの情報提供に貢献する患者参画支援ソリューションです。
「患者アンケート」、「患者インタビュー」、「レイサマリー/PLS作成」、「患者参画コーディネーター※3資材レビュー」の4つのサービスを有し、さらなる拡充を進めています。製薬企業が医薬品開発等のパートナーである患者さんの声を直接的に聞くことができる機会を提供し治療に関する患者さんのニーズをより深く理解すること、患者さんが分かりやすい治験環境を提示することを支援します。

イーピーエス株式会社について

イーピーエス株式会社は1991年に事業を開始し、治験やPMS※4を中心とした臨床試験を総合的に支援するCRO※5です。臨床試験を推進する機能のすべての入口となる「Trial GATE」というコンセプトに基づき、これまでの豊富な実績で培ったデータサイエンスの専門性とデジタル技術を生かし、顧客ニーズに応える新たなモデルを提案していきます。

【本件に関するお問い合わせ先】

イーピーエス株式会社 広報戦略室
E-mail: koho@eps.co.jp

※1
レイサマリー:臨床試験の内容や結果を患者・家族や市民が読んで理解できるように作成されたもの
※2
PLS:Plain Language Summaries [医学・臨床論文(臨床試験データを医学の視点から重要なメッセージとして発信しているもの)]を患者・家族や市民向けに平易に要約したもの
※3
患者参画コーディネーター:株式会社EPLinkに所属する豊富な臨床試験の経験を持つ治験コーディネーター。患者さんとの接点となり、患者さんに寄り添い、安心いただける環境を整えます。
※4
PMS:Post Marketing Surveillance(製造販売後調査)
※5
CRO:Contract Research Organization(医薬品開発業務受託機関)