ニュースリリース(詳細)

事業再編および承継会社の商号変更に関するお知らせ
~データをつむぎ、ヘルスケアの新たな価値創造へ~

2026年6月30日
イーピーエス株式会社

医薬品・医療機器・再生医療等製品の開発支援を行うイーピーエス株式会社(本社︓東京都新宿区、代表取締役︓髙井 紀幸、以下「EPS」)は、製造販売後事業およびデータビジネスの競争力強化を目的として、当社における一部事業を再編し、株式会社EPメディエイトを承継会社とする吸収分割を実施することを決定しました。加えて、株式会社EPメディエイトは「株式会社EPデータウィーブ」(以下「EPデータウィーブ」)へ商号変更し、新会社として発足することを決定いたしましたのでお知らせいたします。

再編の背景・狙い

EPSグループは中期経営計画「FUMIDASU2027」のもと、次世代事業基盤の確立および収益力の向上を重要テーマとして掲げています。また、基盤事業においては、国内事業統括会社である株式会社EPNextSが掲げる「進化創新」のスローガンのもと、デジタル化の推進や新サービスの創出、外部連携を通じた事業強化に取り組んでいます。
その一方で、ヘルスケア分野においては、ドラッグラグ・ドラッグロスをはじめとする臨床開発分野における課題の顕在化、医療データ基盤の制度整備、AI等のデジタル技術の実用化、ならびに国際的な標準化・規制整備の進展により、産業構造そのものの変化が加速しています。こうした変化を背景に、以下の動きが同時に進行しています。

  • 開発初期段階からの総合的支援ニーズの増加
  • データ利活用の拡大、高度化
  • デジタル技術の進展
  • 国内外のステークホルダー間連携の深化

これに伴って、顧客ニーズの複雑化が進み、当社事業においても、個別業務の提供に留まらず、臨床開発事業、製造販売後事業ともに、事業全体を横断的に支援する価値創出型の事業モデルへの転換が不可欠となっています。さらにはデータを起点とした事業ニーズの高まりへの対応も重要です。
本再編は、これらの変化に対応し、臨床開発分野における高度化への対応や国際競争力の強化を推進するとともに、製造販売後事業およびデータビジネスの統合を通じて、持続的な競争優位の確立を図るものです。

本吸収分割の要旨

  1. 分割方式
    EPSを分割会社、株式会社EPメディエイトを承継会社とする吸収分割です。
  2. 承継する事業
    以下に記載するEPSの各事業、および当該事業の遂行に必要な企画、管理、運営その他付随する業務を対象とします。
    • リアルワールドエビデンス事業本部における事業
    • 次世代ソリューションセンターにおける事業
    • 創薬情報室における事業
  3. 承継する権利義務
    本吸収分割により、対象事業に係る資産、契約上の地位および関連する権利義務を承継会社に承継します。
  4. 承継会社の商号変更
    承継会社である株式会社EPメディエイトは、2026年10月1日付で「株式会社EPデータウィーブ」に商号変更する予定です。
  5. 本吸収分割予定日(効力発生日)
    2026年10月1日(予定)
事業再編商号変更概要

EPデータウィーブの役割と事業の位置づけ

EPデータウィーブは、EPSグループにおける基盤事業の一翼を担い、製造販売後事業とデータビジネスの融合を推進する中核事業会社です。
同社は、以下の事業領域を一体的に推進します。

  • 製造販売後調査(PMS※1)業務
  • 安全性管理(PV※2)業務
  • 臨床研究支援業務
  • 食品・ヘルスケア領域のエビデンス構築支援業務
  • リアルワールドデータ活用
  • データサイエンスを活用したDXの推進
  • その他関連事業

これにより、データを起点に製造販売後事業全体を横断的に支援し、個別業務を超えた統合ソリューションを実現します。
また、グループ内外を問わず、さまざまなデータと機能を結び付けることで、健康産業の発展に向け、新たな価値創出を加速してまいります。

再編後のEPSの機能・役割

本再編後、EPSは引き続きグループにおける基盤事業の中核として、臨床開発を中心としたCRO※3機能を担います。国内外の新興バイオ企業による臨床開発が加速しており、CROが提供する価値・サービスとして、FSOモデル(Full Service Outsourcing)のニーズがこれまで以上に高まっています。強みであるFSPモデル(Functional Service Provider)で培った専門性を生かし、グローバル標準およびフルサービス対応のプロセスを強化し、医薬品・医療機器・再生医療等製品の開発トータルソリューションサービスの提供を通じて、グループ全体の価値創出を牽引し、臨床開発における社会課題の解決に向け貢献してまいります。

EPデータウィーブのVision

EPデータウィーブは、以下のVisionを掲げます。
「データをつむぎ、ヒトをつなぎ、健やかさをつくる」
社名の一部である「Weave(織り込む)」には、分散するデータを統合し、新たな価値へと創り上げることで、企業・医療機関・消費者をつなぎ、ヘルスケアエコシステム全体の発展に貢献する、という想いが込められています。

今後の展望

EPデータウィーブにおいては、以下の取り組みを推進してまいります。

  • データを活用したサービスの高度化
  • 新たなビジネスモデルの構築
  • 戦略的な外部連携の推進

これにより、製造販売後事業の競争力強化とともに、データを活用したヘルスケア領域におけるさらなる価値創出と事業機会の拡大を図ってまいります。

当該事業再編の当事会社の概要

分割会社 分割承継会社
名称 イーピーエス株式会社 株式会社EPメディエイト
本社住所 東京都新宿区下宮比町2-23 つるやビル 東京都新宿区新小川町6番29号 アクロポリス東京8階
本店所在地 同上 東京都新宿区筑土八幡町2番1号
代表者 髙井 紀幸 丹治 公典

承継会社の新体制

旧名称 株式会社EPメディエイト
新名称 株式会社EPデータウィーブ
変更予定日 2026年10月1日
本社住所 東京都新宿区新小川町6番29号 アクロポリス東京3階
本店所在地 東京都新宿区筑土八幡町2番1号
代表者 代表取締役 草場 拓也(10月1日就任予定)

おわりに

EPSとEPデータウィーブは、本再編を通じて、臨床開発事業における環境変化への対応力・国際競争力の向上、製造販売後事業およびデータビジネスの競争力向上を図るとともに、データと人をつなぐ新たな価値創造企業への進化を加速してまいります。
EPSグループは今後も、中期経営計画「FUMIDASU2027」の実現を通して、ヘルスケア産業の持続的発展に貢献してまいります。

イーピーエス株式会社について

イーピーエス株式会社は1991年に事業を開始し、治験やPMSを中心とした臨床試験および臨床研究を総合的に支援するCROです。臨床試験を推進する機能のすべての入口となる「Trial GATE」というコンセプトに基づき、これまでの豊富な実績で培ったデータサイエンスの専門性とデジタル技術を生かし、顧客ニーズに応える新たなモデルを提案していきます。

【本件に関するお問い合わせ先】

イーピーエス株式会社 広報担当
E-mail:koho@eps.co.jp

※1
PMS︓Post Marketing Surveillance(製造販売後調査)
※2
PV︓Pharmacovigilance(安全性監視・管理)
※3
CRO︓Contract Research Organization(医薬品開発業務受託機関)